学習計画(1)経済学部学士入学

学士入学者のための慶應通信履修計画

筆者は秋入学でしたが合格通知が来たときは分厚い塾生ガイド・テキスト科目履修要領と教科書群のダンボールが届いて「何から始めればいいの?」って状態になります。高校出たて向けの普通課程ならともかく学士の場合は何らかの高等教育機関を卒業しているはずです。総合科目(他大では教養科目とか呼ばれたりもする)は認定受けてるし、SNSみて「メディアが始まった」「スクーリングが始まった」とか見ても「受付終わってるじゃん」て状態になります。

まずは初回のテスト計画を立てる

周りの騒ぎは置いといてまずは初回の対面テスト計画を立てましょう。まずはテキスト科目での単位の取り方を身につけましょう。
テストは年四回週末の土曜午後・日曜午前3科目ずつ行われ、合計6科目受験できます。
テストが行われる時間帯は科目ごとにあらかじめきまっていてA〜Fの6群と呼ばれます。当然同じ時間帯に2科目同時受験はできませんから、時間帯ごとに1科目選ぶ必要があります。なので重複しないようにテスト受講条件をクリアする必要があります。

必修外国語から3科目統計学+配本年度II(つまりは2学年扱い)からいくつかが妥当でしょう。

受験を決めた科目のレポートを出す

科目のレポートが試験申し込みまでに受理されていることがテスト受験の条件になります。受験申込の時にレポート合格済みであることは問われません。なので英語あたりの過去に勉強していた外国語のレポートを出していくのが良いと思います。

レポートの書き方は慶應通信独特の「お作法」がありますが、それらは移り変わっていくので詳述しません。塾生ガイドの「レポートの書き方」の項目を参照してください。
それか慶友会とかSNSとか近い先輩に聞けば教えてくれる方もいます😅

単位の取り方がわかったら卒業までの取得順を考える

外国語と統計学がクリアできたら次は専門科目が待っています。必修と選択科目がありますが必ずしも必修を先にというより興味を持って取りかかれる・単位を取りやすそうなものを私はおすすめします。単位が取れて行ってる♪って感覚を持てないととてもじゃないけどモチベーションが続かないからです。

定年後とか時間に余裕のある方ならともかく社会人で仕事をもちながら膨大なテキストと参考図書を読んでレポートを作っていくのは並大抵ではありません。

例えば社会人で日商簿記を合格した方なら、3級なら簿記論、2級なら原価計算は試験範囲はクリアできてると思います。

とりわけマクロ経済学は原論等の名前で必修に入ってますが「経済学の総ざらいじゃないか?」みたいな内容なのでこれから入って私は躓きました😅「一回、中小企業診断士の試験で勉強した内容を全部教科書読み直すの、しんどいな」って思って。知ってても問われる内容変わりますからそれ用に勉強しなおさないと行けません。

最低取得単位をチェックする

卒業までに最低限取得しなければ行けない単位数がそれぞれ決められています。分かりにくいので塾生ガイドを読み込まないといけないのですが、私のときはこうでした。

  • 認定一般教養36
  • 統計学4
  • 外国語6
  • スクーリングorメディア外国語1+1
  • スクリーング15以上 専門科目への算入上限28
  • テキスト40以上
  • 経済専門68以上
  • 卒論8
    テキスト科目40以上をクリアできれば残17はどれで取ってもいいらしい。

メディア授業はいつ聞いても良いので楽ですが途中にレポートや小テストがあったり配信に合わせて聞いていかないといけないので「時間が取れたときにまとめてやろう」という訳にはいかないし、科目テストの枠を一つ潰します。スクーリング(対面授業)であれば最終日にテストが実施されてそれで結果がでるので同じ値段ならスクーリングのほうが良いんじゃないかな、というのが感想です。

時間の都合をつけられれば夏・秋(週末)・夜間スクーリングでコツコツ授業聞きに行ったほうが学生時代思い出して楽だった様に思います。

 

今日は、ここまで。